・デジフロ感想・

・第40話「選ばれし者!?エンジェモンを操る少年」・
ゲスト出演という前提で(つまり来週には絶対帰れよ!という意味)、意外と出演意義のあった地味子供たち。「トレイルモンの墓場」といい予告でクソどーでもいいと思われた話に意外に見ごたえがあるのは嬉しい・・・もう5話くらい早かったら全く文句なかったんだがな・・・あ、あと12話で輝ニの謎も出てないので焦燥が〜。輝ニのホントの謎で最低5〜6話は引っ張って欲しい身としましてはなかなか集中できないのでございます。それでも今回は見ごたえあったと思います。うむ。

今回心配していたのは「パートナー制」が今の「一体型」より劣る、という感じの演出をされることだったんですが杞憂でよかった。一言でも『デジモンに戦わせて自分たちは何もしないなんて』という台詞を言ったらさすがにデジモンファンとしては厳しすぎる。いや何ぼ何でもそんなことしないだろうと思いたかったがキャラ的には言いそうで怖かったんだー。(この場合少なからず誰もが言いそうだと思った私はキャラへの信頼が足りんのだろうか?)

しかし今回何がビックリってやっぱり5人(輝一除く)以外も大勢トレイルモンに乗っていたという事実ですね。そんでもって携帯電話がデジヴァイスになることもないまま森のターミナルまで旅させられてオファニモンの判断で帰された大勢の子供たち。・・・確かオファニモンは拓也達をケルビモンに悟られないようにスピリットのある場所に誘導したと、自分で言ってましたね・・・。輝ニなんて最初から名指しでしたね・・・(輝ニだけオファニモンじゃないオチをこの辺から期待してるんだが無理か。しかし獣魂も彼だけ直に教えてるしやっぱりド贔屓だ)。

『選別という残酷を含むから美は美しい』(byカレカノ)

と素でいいかねない愛の天使オファニモン。貴女はホントにステキすぎる。
何かそれでも頑固に残った子供に溜息つきながら投げやりにエンジェモンにガードを命令したような気がしてせちらがい。やりかねんあの女。(エンジェモンは純粋にいい人ぽいな緑川声だし←根拠がソレか)

あからさまに『外れ』扱いの子供たちに、無意識とはいえその事実を語ろうとした拓也を目で止める輝ニが今回マイヒットでした。久々の拓輝ポイント。何となく偉そうな輝一もヒットです。目で会話する拓輝を間近で見て心穏やかでなかったのかもしれないな兄さん(笑)
後に拓也・輝ニ・輝一で外に出てたけどあれってやっぱ拓也が出たから輝ニが出て、輝ニが出たから輝一が出たのかなーとか些細な所で嬉しがる自分が(笑)。ちなみにこの順番が逆だと前回の話と相乗効果で拓也の立場が消滅する(苦笑)。あと純平と泉をセットにしてくださって有難うございますv

サテ地味子供が思ったより意義があったと思うのは、友樹のいじめっ子たちがハッキリと「いじめることはくだらない」と認識してたことですな。いじめ問題に関して語ると少々長くなるのでその辺は省くけど(ちなみに報道される類の「いじめ」は「犯罪」であって「いじめ」じゃねえ。いじめで括るなマスコミ。)、いじめは別にやりたくてやってるんじゃなくて「やってしまっている」類の行動なんだな。理不尽なことに。だからなかなか止まれない、かと思えばいつの間にか止めていることもある、という。

勝春たちが(いー加減「地味子供」「いじめっ子」では表現しにくくなった(笑))思いっきり現実世界でストレスこいて鬱憤溜まってたのがデジタルワールドに来たことで発散されて伸び伸びして少々問題はあっても正義感を基本に行動してるのはある意味素晴らしい。でも反面この行動は「現実世界からの逃げ」でもある。多分本人はそこまでわかってないと思うけど単に居たいから居るという理由にしては半年は長い。これは拓也たち5人にも言えるのだが「親が心配してるだろうなー」で済む時間でない。ま、拓也たちはスピリットを持っているが故に「やらなきゃ」意識があるんだが、勝春たちにしても居るのは自分たちだけだと思ってたんだから「何かやらなきゃ」意識は拓也たちに劣らなかったと思う。・・・おそらくは現実世界で勝春たちが飢えてたのはこの「何かやらなきゃ」的意識なんだと思う。今も昔もやりたくもないこと、やって意味があるのかわからないことを「やらされる」子供は多い。子供の頃から夢を持って尚且つそれを実現できる者は現実には少ないからね。親の意思とか経済的な部分とかで色々妥協しちゃうから。物質的には恵まれてる分精神が飢えてるのに気がつかない側面がある現代っ子はそのうち「やろう」という気分を忘れる傾向があるよーに思う。当時はわかんなかったけどそーゆー漠然としたストレスがあったよなーとか自分でも思うので。だからこそ自分のやりたいことをやり遂げた人にはそれだけでカリスマがあるんだろう。(・・・まあこの理屈でいくと拓也たちはそのカリスマのせめて予備軍くらいの存在力がないとアカンのだが・・・(苦)彼らの最たる特徴=強さの源泉は「妥協」能力の欠如のような気がしてならん・・・ちなみに輝一は輝ニへの執着(笑)。)

んでもって勝春たちと拓也たちの違いは「やらなきゃ」という言葉の上に「何か」という言葉がつくか否かのよーな気がする。拓也たちは幸運もあるけど意志は並より変に強いしできることがあるし解ってもいるんだが勝春たちはあくまで普通で単体では出来ることがないが故にかなり開き直って踏ん張ってた感じがある。鉄平がこけたとき勝春が逃げたり目を背けたり瞑ったりはしなかったけどでも動けなかった、というのと友樹が実際に動けた、というあの場面は象徴的で私的名シーン。・・・ある意味ではあくまで普通の勝春たちの方がドラマがあるかもしれない。拓也たちの行動演出があんまり普通でない筋道なことが多かったので余計に。残り話数問題がなければもうちょっと滞在してもいいかもと思いました。拓也たちの現実世界問題提起&アンチテーゼとして。純粋に残り話数の問題で早く帰って欲しいですが、勝春くんたちは勝春くんたちで凄いと思ってる。キミたちが邪魔なのはホントに純粋に構成の問題なのだ。

しかし拓也と勝春の暴君リーダー対決、あと「着ぐるみ」ツッコミの一兄がね、ジト目でしかも拓也みたいにギャクっぽくなかったんで、普段が人当たりが一見よさそうな外見と振る舞いなんで余計に闇ぽくて・・・イイ・・・v(さ、些細な幸せポイント・・・(笑))今回割と細部が楽しくて嬉しかったなあ。そしてやっぱり男前な友樹様。でも咄嗟に見た目にコミカルなチャックモンではなくブリザーモンを選択した当たりにステキな本性が見え隠れてそこがイイ(笑)ちゃっかり捕らえられた地味子供の網につかまる当たりも抜け目なく、何か拓也よりよっぽど完璧に男前でまいっちんぐ。予告が双子要素抜きで純粋に面白そうに見えたのも初めてだし(痛)、次回本当に楽しみなんですが楽しみなんですが。


・・・忘れられかけてるルーチェモンと、あと12話でホントに出るのか輝ニ謎と、あと12話で収拾つけられるのかという不安が・・・ああ初期の間延びした展開がもうちょっと煮詰まってたら・・・この終盤で妙に間延びしてる展開と併せて・・・ふ、不安だ。まあラスボスを10分で倒して残りの時間を全てデジモンとの別れに使った無印といい、普通やらんだろう的25年後映像で度肝を抜いた02といい、ラスボスの倒し方が体の回転というテイマーズといいデジモンは何をするか全く読めないため・・・毎回かなり思いつめて見てる私です。とにもかくにも輝ニ謎・・・単なる家族構成でない輝ニ謎を・・・(・・・切実)。

ともあれ地味子供ズが意外によかっただけでも今回はヨシである。 軽度に拓輝と一ニも並行でヨシ。
来週が予告イメージ通りに充実して尚且つ地味子供ズがきちんと帰りますように。間違っても残りの四闘士になったりしませんように!!

・・・ホント、思いつめて見てるなあ、私。(苦笑)

<TOP>